2011年12月14日

◆液状化のあと

3月の震災後、液状化による深刻な被害が報じられていました。

帰省した際、11月23日に東京湾沿岸部の液状化被害のあとを確認しに行きました。
付き合ってもらった友人の情報を参考に、場所は京葉線舞浜駅周辺としました。

補修された個所があちこちにありました。対応は大変なことだったと思われます。
被害の様子が分かる場所もありました。

液状化のあと
 駅から歩道に下りたところ。階段と歩道が接する部分です。

液状化のあと
 階段の側面。近くで作業をしていたおじさんが、「地震によるものだよ」と教えてくれました。

液状化のあと
 駅前の歩道。バス停がある辺りです。

液状化のあと

液状化のあと
 電気の設備が傾いています。他にも表示板などいろんなものが傾いていました。

液状化のあと
 これだけ地盤沈下したのでしょうか。生じた段差を、階段を2段追加して補っているようです。

液状化のあと

液状化のあと
 歩道です。波打っているのがわかりますか。


歩いた範囲だけでも大小多くの段差が生じていて、年配の方がつまずかないか気になりました。
報じられた被害以外のこのような部分だけを見ても、生活者に及ぼす液状化被害の現実の厳しさを感じました。


泡瀬では今、海を埋め立てています。
皆さんはどう思いますか。

沖縄市の計画では、埋め立て地に建物やいろんな構造物が造られる予定になっています。液状化の被害も、被害を防ぐためにかかるであろう対策費(きっと莫大な額の税金です)も、私は心配です。




Posted by 有光綾子 at 12:20 │液状化