2013年03月24日
◆浦添の海
2月2日、沖縄本島西海岸、浦添の海に入りました。
私たちはスキンダイビングなので、岸からそう遠くない浅い海を見ています。
白い砂地には、海草藻場(うみくさもば)があります。
砂地にも、様々な無脊椎動物や魚達がいます。
潮にのって、いろんなクラゲ類が漂ってきます。
1cm以下の小さなものも。
クシクラゲ類は櫛板の繊毛がネオンのように色鮮やかに光り、見とれてしまいます。
入れ替わり立ち替わりやってくるクラゲ達を見ていると、リーフ内外の海水の移動が分かるような気がします。
ところどころにハマサンゴ類があり、魚にかじられた跡がたくさんついています。

ブダイなどの魚にとっては大切なお食事、でも、こんなにかじられてサンゴは大丈夫?、とちょっと気になりましたが、かじられながらも生き続けているところを見ると、大丈夫なのでしょう。
ハマサンゴ類の成長速度は、1年で1~2cmとの情報があります。このサンゴは、この場所で何十年も生きてきたのかもしれません。
サンゴ群落が点在しています。
サンゴがあるところには、たくさんの魚がいます。
見ていると、枝の間に隠れて身を守ったり、サンゴや藻類を食べたりしているようです。
様々な種類の幼魚もいるので、生育場になっているようです。
何の仲間かはわかりませんが、枝状のサンゴが多いです。
写真が不鮮明ですみません。

時々、白くなっていたり、枝が折れている部分を見かけます。

この日、ここに来た目的の一つは、このサンゴ群落を見るためです。
前回、一人で入った相棒から、このサンゴのことを教えられました。

長辺10mくらいの群落、キャベツのような葉状のサンゴが見事です。
写真を見た知人がウスコモンサンゴに似ていると教えてくださいました。
この群落の上は、いろんな種類の魚が入り混じり、ひときわ賑やかです。
私たちの気配で、さっとサンゴの間に隠れますが、しばらくすると出てきてまた賑やかな光景を見ることができました。

このサンゴは傷んでおらず、状態が良いように見えました。
この日出会った危険生物は、ラッパウニ、オニヒトデ(1個体だけ)、ウンバチイソギンチャクらしき生きもの(たくさんいました)です。
ここは、彼らの海でもあります。
初めて入る方は、触れないようにご注意ください。
海から上がりイノーを眺めていると、水深の違い、底質の違い(白い砂地,海草藻場,サンゴ等)などで色彩が変わり、何とも美しいです。
沖縄で初めてイノーの光景を見た時はその美しさに感動しました。
そして、水面下には、上からは想像できない程の生きものたちの世界があります。
残していきたい、と思います。
撮影日 2013年2月2日
私たちはスキンダイビングなので、岸からそう遠くない浅い海を見ています。
白い砂地には、海草藻場(うみくさもば)があります。
砂地にも、様々な無脊椎動物や魚達がいます。
潮にのって、いろんなクラゲ類が漂ってきます。
1cm以下の小さなものも。
クシクラゲ類は櫛板の繊毛がネオンのように色鮮やかに光り、見とれてしまいます。
入れ替わり立ち替わりやってくるクラゲ達を見ていると、リーフ内外の海水の移動が分かるような気がします。
ところどころにハマサンゴ類があり、魚にかじられた跡がたくさんついています。

ブダイなどの魚にとっては大切なお食事、でも、こんなにかじられてサンゴは大丈夫?、とちょっと気になりましたが、かじられながらも生き続けているところを見ると、大丈夫なのでしょう。
ハマサンゴ類の成長速度は、1年で1~2cmとの情報があります。このサンゴは、この場所で何十年も生きてきたのかもしれません。
サンゴ群落が点在しています。
サンゴがあるところには、たくさんの魚がいます。
見ていると、枝の間に隠れて身を守ったり、サンゴや藻類を食べたりしているようです。
様々な種類の幼魚もいるので、生育場になっているようです。
何の仲間かはわかりませんが、枝状のサンゴが多いです。
写真が不鮮明ですみません。

時々、白くなっていたり、枝が折れている部分を見かけます。

この日、ここに来た目的の一つは、このサンゴ群落を見るためです。
前回、一人で入った相棒から、このサンゴのことを教えられました。

長辺10mくらいの群落、キャベツのような葉状のサンゴが見事です。
写真を見た知人がウスコモンサンゴに似ていると教えてくださいました。
この群落の上は、いろんな種類の魚が入り混じり、ひときわ賑やかです。
私たちの気配で、さっとサンゴの間に隠れますが、しばらくすると出てきてまた賑やかな光景を見ることができました。

このサンゴは傷んでおらず、状態が良いように見えました。
この日出会った危険生物は、ラッパウニ、オニヒトデ(1個体だけ)、ウンバチイソギンチャクらしき生きもの(たくさんいました)です。
ここは、彼らの海でもあります。
初めて入る方は、触れないようにご注意ください。
海から上がりイノーを眺めていると、水深の違い、底質の違い(白い砂地,海草藻場,サンゴ等)などで色彩が変わり、何とも美しいです。
沖縄で初めてイノーの光景を見た時はその美しさに感動しました。
そして、水面下には、上からは想像できない程の生きものたちの世界があります。
残していきたい、と思います。
撮影日 2013年2月2日
Posted by 有光綾子 at 18:36
│浦添