2011年09月23日
◆泡瀬干潟 ・ 大切なものは?
泡瀬干潟は、県民をはじめ国内外の多くの人が「守りたい」と、切に願っています。
私も、宝の海である泡瀬を守りたいです。
しかし、9月16日の沖縄タイムスは「早ければ今月29日にも工事を再開する方針」だと報じています。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-16_23490/
埋まっていく生きもの、堆積する細かな泥や砂、濁る海水・・。
影響は工事区域内だけに留まりません。
この事業(中城湾港泡瀬沖合埋め立て事業)の目的と計画は、社会に認められているとはいえないと思います。曖昧なまま、事業が進められようとしています。
これだけの自然を相手にする開発行為において、その事業の是非(行うか行わないか)や、目的と計画について「社会的な合意形成を図る取り組み」もなく進めるのは、公の事業として許されない行為だと思います。
合意形成は困難かもしれません。
しかし一般の人(様々な立場の)・専門家・行政を交えて様々な情報を共有し合い、勉強会・意見交換会・検討会などで議論を重ねることが大事なのではないでしょうか。
事業推進の立場の人の中にも、一抹の不安(たくさんの不安?)を抱いたままの人がいると思います。
防災面、環境面、経済面・・。
大丈夫なのだろうか? うまくいくのだろうか? と。
懸念する部分は、実はいくつもあるのではないでしょうか。
不安に感じるとしたら、それは「わからない」「調べられていない」「検討されていない」からではないでしょうか。課題を持ち寄り前述のように議論を重ねたなら、その不安は変わるのかもしれません。
今のままでは、検討していない「穴(課題)」がたくさんあるはずです。
事業に反対する声をあげたい人もいると思います。
泡瀬干潟を守る連絡会とラムサール・ネットワーク日本が声明を出しており、9月30日まで賛同者を募っています。事業の問題点が明確に示されていますので、ぜひご一読ください。
冒頭のタイムス記事中にある連絡会のブログで見ることができます。
本当に望むのは、事業が中止され泡瀬が守られることです。
現在、埋立中止を求める裁判が起こされています(第二次泡瀬干潟埋立公金支出差し止め訴訟)。
せめて、判決が出るまで事業を再開しないということを求めたいです。
今は人々の価値観が変わってきているように感じます。
私も「本当に大切なものは何か」を考えています。
泡瀬干潟
海草とハボウキガイ
撮影日 2009年4月26日 干潮時
私も、宝の海である泡瀬を守りたいです。
しかし、9月16日の沖縄タイムスは「早ければ今月29日にも工事を再開する方針」だと報じています。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-16_23490/
埋まっていく生きもの、堆積する細かな泥や砂、濁る海水・・。
影響は工事区域内だけに留まりません。
この事業(中城湾港泡瀬沖合埋め立て事業)の目的と計画は、社会に認められているとはいえないと思います。曖昧なまま、事業が進められようとしています。
これだけの自然を相手にする開発行為において、その事業の是非(行うか行わないか)や、目的と計画について「社会的な合意形成を図る取り組み」もなく進めるのは、公の事業として許されない行為だと思います。
合意形成は困難かもしれません。
しかし一般の人(様々な立場の)・専門家・行政を交えて様々な情報を共有し合い、勉強会・意見交換会・検討会などで議論を重ねることが大事なのではないでしょうか。
事業推進の立場の人の中にも、一抹の不安(たくさんの不安?)を抱いたままの人がいると思います。
防災面、環境面、経済面・・。
大丈夫なのだろうか? うまくいくのだろうか? と。
懸念する部分は、実はいくつもあるのではないでしょうか。
不安に感じるとしたら、それは「わからない」「調べられていない」「検討されていない」からではないでしょうか。課題を持ち寄り前述のように議論を重ねたなら、その不安は変わるのかもしれません。
今のままでは、検討していない「穴(課題)」がたくさんあるはずです。
事業に反対する声をあげたい人もいると思います。
泡瀬干潟を守る連絡会とラムサール・ネットワーク日本が声明を出しており、9月30日まで賛同者を募っています。事業の問題点が明確に示されていますので、ぜひご一読ください。
冒頭のタイムス記事中にある連絡会のブログで見ることができます。
本当に望むのは、事業が中止され泡瀬が守られることです。
現在、埋立中止を求める裁判が起こされています(第二次泡瀬干潟埋立公金支出差し止め訴訟)。
せめて、判決が出るまで事業を再開しないということを求めたいです。
今は人々の価値観が変わってきているように感じます。
私も「本当に大切なものは何か」を考えています。

泡瀬干潟
海草とハボウキガイ
撮影日 2009年4月26日 干潮時
Posted by 有光綾子 at 11:17
│泡瀬干潟