2011年12月29日

◆大切なものを守るために

沖縄では、普通の人々がそれぞれの場所で「大切なもの」を守ろうとしています。

米軍普天間飛行場や嘉手納基地周辺では「安全で静かな暮らし」を求めて。
やんばるの高江では「安全で静かな暮らし」を守り、豊かな自然を守るため。米軍のヘリパット建設で脅かされています。
やんばるの森では、森林の皆伐に対して問題提起している人々がいます。
辺野古の宝の海では、普天間飛行場の移設で埋め立てられないように、そして沖縄に新たな基地が作られないように。
泡瀬干潟では、かけがえのない宝の海が泥で埋められ始めています。
那覇市沖の大嶺海岸は、那覇空港新滑走路増設計画で埋められるかもしれません。
私たちも、とある海岸の埋め立てに対し意見を出しました。

他にもあるでしょう。

メディアで「反対派」などと表現されると、特別で過激かも、というようなイメージですが、違います。
ごく普通の市民です。心が優しくて、笑顔も多い。本当に大切なものを知っている。
私はその人達から、たくさんのことを教えられています。

意思表示をしたくて、その日その場にとにかくやって来た、という人もいるでしょう。
大事なのは「特別な人達が反対している」ということではなく、「反対している市民がいる」ということ。そしてその背景には「声をあげられないけど反対している市民もいる」ということ。
どの事業でも、事業者側がいったん立ち止まって考えてくれたらいいのですが。

琉球新報のこの記事は、守ろうとする市民の様子をよく伝えていると感じたので紹介します。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-185728-storytopic-3.html

他の県ではどうなのだろう、と思います・・・。


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Posted by 有光綾子 at 21:17 │意思表示