2013年01月14日

◆2013年1月 干潮の泡瀬干潟

干潮の時間に合わせて泡瀬干潟を歩きました。
撮影した順に写真を出していますので、干潟を歩いているようなイメージでご覧下さい。


2013年1月 干潮の泡瀬干潟
浚渫をしているのが見えます。

淡い色彩のイソスギナがきれいで目をひきますが、潮が引いているうちに沖まで行こうと思い、生きものを踏まないように注意しながら沖に向かいます。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
ズームで撮影しました。
砂や泥と共に、生きている生きものも一緒に入っているでしょう。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
もう一隻、浚渫船がいます。

現場で働いている人々を非難するつもりはありません。
問題なのは、このような「開発」を求めている社会と、進めようとする事業者(国・県・市)だと思います。



生きものを見ながら、ゆっくり干潟を歩きます。
途中の砂地は裸足で歩きました。
時には「履き物」を脱いで、裸足で歩いた方がいいな・・と思いました。自然との一体感を感じるような気がします。
泡瀬はそれができる場所です。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
丸く広がっているのは海藻のイソスギナです。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
イソスギナのアップです。色彩が何とも美しいです。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
タコの巣穴でしょうか。庭先は海藻やサンゴ片で華やかです。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
細い海草(マツバウミジグサ?)が生えているところに、カワラガイの殻がありました。小さな巻き貝がついています。
カワラガイの名の由来は、沖縄の家の屋根に赤瓦が並んでいる様子に似ているからだそうです。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
ホソエガサ(絶滅危惧種)だと思います。緑色の傘の径は数ミリしかありません。
しゃがんで別の海藻を見ている時に、これがあるのに気付きました。しゃがむといろいろな生きものの存在が見えてきます。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
カゴメノリ(褐藻)。網の目がきれいです。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
タカラガイがいるのがわかるでしょうか。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
黄色い模様のハナビラダカラです。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
鳥たちは食事中でしょうか。後ろに見えるのは、埋め立て予定地を囲む海上の護岸です。
歩いていると、鳥達の声がしきりに聞こえてきます。遠くを歩いていたり、飛んで視界を横切ったり・・。
砂地には、歩き回った足跡も残っていました。
泡瀬の干潟と海は、鳥たちが生きる場所でもあります。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
クビレミドロ(絶滅危惧種)だと思います。3月頃に見る印象でしたが、もう出ているのでしょうか。

2013年1月 干潮の泡瀬干潟
砂地には、無数の穴や盛り上がりがあります。その数の分だけ、カニやゴカイなどが棲んでいるのでしょう。
沖には浚渫船が見えます。そう遠い距離ではありません。


撮影日  2013年1月12日



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Posted by 有光綾子 at 19:22 │泡瀬干潟