2013年12月31日
◆2013年11月 泡瀬干潟
Awase tidal flat. November 22, 2013.
11月、泡瀬干潟を見に行きました。

干潟に向かう草むらに、カニがいました。

怖くて動けなかったのかもしれません。近付いて撮影させてもらいました・・。調べてみたら、ミナミスナガニに似ています。

遠くない距離に、作業船が見えます。

手前には、干潟の住人(サギ)がいます。沖では作業中・・。

イソスギナは春の風物詩かと思っていましたが、この時期でもきれいでした。

少し沖に向かって歩き、ズームで撮影しました。サンドコンパクション船。軟弱地盤の改良が目的の作業船です。

別の作業船は浚渫をしていました。

砂地には、砂の住人の巣穴。長靴のつま先をスケールにすると、穴の密度がわかるでしょうか。
もし、泡瀬に住む生きものたちが、「埋め立てしないで」と申し入れてきたら・・。
泡瀬を歩くと、特にこの星空のような巣穴を見ると、そんなことを考えます。
12月、博物館カフェ・ウミエラ館で劇団シンデレラの公演を見ました。
「夢と希望と冒険そして自然を守る」をテーマに活動する、ファミリー・ミュージカル劇団です。
泡瀬干潟をテーマにした内容で、干潟の生きものたちの声を代弁しており、とても共感しました。
撮影日 2013年11月22日
11月、泡瀬干潟を見に行きました。

干潟に向かう草むらに、カニがいました。

怖くて動けなかったのかもしれません。近付いて撮影させてもらいました・・。調べてみたら、ミナミスナガニに似ています。

遠くない距離に、作業船が見えます。

手前には、干潟の住人(サギ)がいます。沖では作業中・・。

イソスギナは春の風物詩かと思っていましたが、この時期でもきれいでした。

少し沖に向かって歩き、ズームで撮影しました。サンドコンパクション船。軟弱地盤の改良が目的の作業船です。

別の作業船は浚渫をしていました。

砂地には、砂の住人の巣穴。長靴のつま先をスケールにすると、穴の密度がわかるでしょうか。
もし、泡瀬に住む生きものたちが、「埋め立てしないで」と申し入れてきたら・・。
泡瀬を歩くと、特にこの星空のような巣穴を見ると、そんなことを考えます。
12月、博物館カフェ・ウミエラ館で劇団シンデレラの公演を見ました。
「夢と希望と冒険そして自然を守る」をテーマに活動する、ファミリー・ミュージカル劇団です。
泡瀬干潟をテーマにした内容で、干潟の生きものたちの声を代弁しており、とても共感しました。
撮影日 2013年11月22日
2013年12月30日
◆2013年5月 泡瀬干潟 ウミエラを見に
Awase. May 26, 2013.
5月、年間で最も潮が引く日に、沖のウミエラ生息地を見に行きました。
水中を見ることができるよう、スキンダイビングの装備をしていきました。

一面の海草藻場です。ボウバアマモの葉先がちょうど出るくらいの水深でした。テレビで見る外国の光景のようでした。

足元を見ると、何種類もの海草が生えていました。

ウミエラです。サンゴやイソギンチャクの仲間(刺胞動物)で、大きな鳥の羽のような形をしています。浅い水の中に、何個体か確認することができました。
この先の砂地は深くなっているようでした。

海上に作られた護岸です。
浅いくぼ地に浮いて、水中を観察しました。海草藻場にはいろんな生きものがいて、時折魚もやって来ます。
シラス型稚魚の群れは体が透明なので、白い砂地を背景に、まるで眼が泳いでいるようでした。その眼の数だけ命があるということだなぁ、と思いながら眺めていました。

海草の葉の裏に、ハゼがいました。ウミショウブハゼでしょうか。

緑の丸い葉はウミヒルモ、細長いのはマツバウミジグサだと思います。メッシュ構造のような不思議なものも、海藻の一種でしょうか。
ウミヒルモの表面に、別の藻類が生えています。よく見ると、植物だけでもわずかな範囲にいろんな種類があります。
ヨコエビかワレカラの仲間(節足動物)のような生きものも、たくさんいます。脚で、海藻や海草につかまっています。
広くないくぼ地ですが、海草の葉上にはこの節足動物が鈴なりです。とてつもない数です。
陸から見たら、水があるだけ。
上から見たら、緑の草が見えるだけ。
でも、顔を水につけて水中を見たら、とてつもない数の生きものの存在に気付きます。
写真家の小橋川さんが写真を通して伝えている世界を、実感できた思いでした。
撮影日 2013年5月26日
5月、年間で最も潮が引く日に、沖のウミエラ生息地を見に行きました。
水中を見ることができるよう、スキンダイビングの装備をしていきました。

一面の海草藻場です。ボウバアマモの葉先がちょうど出るくらいの水深でした。テレビで見る外国の光景のようでした。

足元を見ると、何種類もの海草が生えていました。

ウミエラです。サンゴやイソギンチャクの仲間(刺胞動物)で、大きな鳥の羽のような形をしています。浅い水の中に、何個体か確認することができました。
この先の砂地は深くなっているようでした。

海上に作られた護岸です。
浅いくぼ地に浮いて、水中を観察しました。海草藻場にはいろんな生きものがいて、時折魚もやって来ます。
シラス型稚魚の群れは体が透明なので、白い砂地を背景に、まるで眼が泳いでいるようでした。その眼の数だけ命があるということだなぁ、と思いながら眺めていました。

海草の葉の裏に、ハゼがいました。ウミショウブハゼでしょうか。

緑の丸い葉はウミヒルモ、細長いのはマツバウミジグサだと思います。メッシュ構造のような不思議なものも、海藻の一種でしょうか。
ウミヒルモの表面に、別の藻類が生えています。よく見ると、植物だけでもわずかな範囲にいろんな種類があります。
ヨコエビかワレカラの仲間(節足動物)のような生きものも、たくさんいます。脚で、海藻や海草につかまっています。
広くないくぼ地ですが、海草の葉上にはこの節足動物が鈴なりです。とてつもない数です。
陸から見たら、水があるだけ。
上から見たら、緑の草が見えるだけ。
でも、顔を水につけて水中を見たら、とてつもない数の生きものの存在に気付きます。
写真家の小橋川さんが写真を通して伝えている世界を、実感できた思いでした。
撮影日 2013年5月26日
2013年12月30日
◆2013年5月 泡瀬干潟のカニ
Awase tidal flat. May 18, 2013.
5月、用事で泡瀬に行きました。
普段とは違う場所に降りてみました。

陸から降りてすぐの砂地に、小さなカニがたくさんいました。色と模様が砂にそっくりです。

お食事時だったようで、砂団子がきれいに並んでいました。カニ達は砂の中の有機物を食べ、砂を器用に丸めて置いていきます。
毎日毎日繰り返されるので、砂もきれいに維持されそうです。

シオマネキの仲間(♂)も、たくさんいました。撮影のためにじわじわと近付きました。カニは穴に隠れようとしましたが、既に他のカニが入っていて、入ることができません。
大きな私の存在は、怖かったことでしょう・・。
撮影日 2013年5月18日
5月、用事で泡瀬に行きました。
普段とは違う場所に降りてみました。

陸から降りてすぐの砂地に、小さなカニがたくさんいました。色と模様が砂にそっくりです。

お食事時だったようで、砂団子がきれいに並んでいました。カニ達は砂の中の有機物を食べ、砂を器用に丸めて置いていきます。
毎日毎日繰り返されるので、砂もきれいに維持されそうです。

シオマネキの仲間(♂)も、たくさんいました。撮影のためにじわじわと近付きました。カニは穴に隠れようとしましたが、既に他のカニが入っていて、入ることができません。
大きな私の存在は、怖かったことでしょう・・。
撮影日 2013年5月18日